置田浩紳の突撃インタビュー

第二回 森崎健康の往転メイキング 

  • 2020.02.19 Wednesday
  • 23:10

〜KAKUTAを支える強靭なスタッフ〜

 

さあ、今回ご紹介させて頂くKAKUTAのスタッフさんは

美術家の田中敏恵さんです!!

 

KAKUTAといえば、劇場にどんと建つ舞台セットも魅力の一つです。

 

それを手掛けるのが、美術家、田中敏恵さんです!!

 

美術は、お芝居を楽しむ割合の中でも、僕は相当占めていると思ってます。

 

舞台セットがどーんと建っているだけで、単純にワクワクするじゃないですか!?

 

何となく観てますけど、家とかが劇場に建ってるんですよ?それも1日そこらで建てちゃうんですから!!

 

今は裏事情も何となくわかりますが、昔はこれどんな風に作ってるの!?と不思議に思ったりしたものです。

 

もちろん舞台装置がたってればいいってもんじゃあありません。

具象舞台、抽象舞台、素舞台とその作品の為に創られた美術なら僕は何だって好きです。

 

僕は、まず開場してから舞台を隅々まで堪能したいので、出来るだけ早めに劇場に行きます。

 

役者がまだ出てない舞台を見るだけで、もうその芝居の世界に連れてってくれる感覚が凄く好きで、吸い込まれるように美術を観てしまいます。

ここからどんな物語が繰り広げられて、どんなところに連れてってくれるんだろうと思うだけでワクワクします。

 

そういった意味でも、劇場には早めに行くことをオススメ致します!!

 

 

”風が吹くような舞台”

 

 

役者がいて、その場の空気に風が吹くような舞台。生きた世界。

役者がどうやって動いて、役者がどうやってかき回していくのか。

それが一番面白いのが、一番作品に動きが出るし、芝居を停滞させない。

そういう舞台美術にしたい。

 

敏恵さんからこの言葉を聞いた時に、僕は身震いしました。

 

ああ、かっこいい。ただただ、かっこいい。

 

舞台は生ものとは言いますが、

それはただ生きている人が目の前にいるってだけではないんです。

稽古場では感じられない、劇場に入って美術が出来て、そこに立った瞬間にスーッと作品の世界により入っていく感覚。

 

その世界に立っていたのではなく、立たせてもらってたんですね。

 

確かに敏恵さんの美術は演じてても楽しいですから!!

 

「役者は出来るだけセットに身体を接触させた方がいい」

昔、先輩に言われたこんな言葉も思い出しました。

 

 

『空間に命を宿す』

 

これは美術家 島次郎さんのお言葉です。

照明があたって、音が響いて、美術があって、役者がいて、それらすべてが合わさって、その世界が初めて立ち上がるんです。

まさに総合芸術!!

 

『往転の舞台美術』!!

 

 最初はどんな風にやるかよりどうやるか

 

「往転」は主軸となる4つのストーリーがあり、各々の物語がバスの横転事故によって交錯していく作品です。

場所も人も、その土地の空気感もまるで違う物語を、一つの舞台で、物語を紡いでいかなければならないのです。

群像劇だから、シーンがただの羅列にならないように、

重なってそれでいてスピード感を失わずに。

 

桑原さんは空間把握の天才だから、そういう人が描く群像劇は、難しいけど、やりがいがある。(敏恵さん談)

 

キーポイントはやはりバス!?

 

今回の美術は抽象舞台です。だから、色んな所に連れってくれます。

 もちろん本物のバスが出てくるわけではないです。

出したって凄かない!驚くけど、そういうことではない!!

 

でも出てくるんですよ。

 

敏江さんは今回、バスをどのように表現したのでしょうか!?

こういうところも舞台の醍醐味でありますね!

 

この時期ですからね、SNSに稽古場写真が出回ってると思いますので、

ちょこっとだけ!!

 

 

 

美術は実際に出来るまで

何度も打ち合わせをし、アイデア出しをし、

これでいこうってなった後は、

敏恵さんが図面の最終修正!!

 

そしてそれを皆様ご存知C-COMさんに持っていきます!!

 

フライヤーでもそこら中で名前を見掛けると思います。

僕たちが大変お世話になっている、大道具会社さんです!!

こちらに依頼し、大道具さんたちがタタキ始めます。

※タタキとは大道具を創る作業です

 

ドリルの音がしたり、なぐり(金づち)の音がしたり、ノコギリの音がしたり。

僕はこの音が大好きなんです!!

 

 

 ↓これは完成予想模型の一部です!!

ネタバレになりますからね、全部はお見せできませんが、原寸の何分の一(数値わからず

)かでまず模型を創って見せてもらいます。

この模型も好きなんですよねー

小さい頃、江戸東京博物館に行くの好きだったなーとか思い出しました。

歴史に興味あったんじゃなくて、模型が好きだったんでしょうね。

舞台美術の模型だけの展示会とかないのかなぁ。需要ありそうだけども。

 

 

 

 

敏恵さんは言います。

 

「舞台美術は、作品ありきなので、出たアイデアを使い回せない。

そのときに思い付いたけど、使えなかったものはもう使えない。

そのアイデアが作品に合致することはほとんどないないから」

 

戯曲があって、劇場がありますからね。

 

本多劇場で「往転」をやる為だけに、生まれた今回の舞台美術を特とご覧あれ!!!

 

さあ、明日は初日!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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  • 2020.02.22 Saturday
  • 23:10

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